グレン・ミラー物語(DVD),ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント版.
新春をゆったりと過ごしています!
とはいえ,おせちやお屠蘇気分を早めに完了して,
新春の抱負と誓いを考えておこうと思います!
でもその前に,考えを芽ぶかせるタネを見つけてみます.
そこで選んだのがこの作品(DVD)です.
グレン・ミラー楽団はジャズオーケストラとしてその当時にはめずらしかった演奏スタイル,
楽器の編成を創出して,有名となりました.
彼の音楽は,私の心に,小学生ごろにたぶん初めてラジオで聴いた時の感動が,
その時のままに,夢見ごごちの気分として,刻まれ続けているようです.
彼はトロンボーン奏者としても優れた才能の持ち主だったようですが,
作曲,編曲家として,自らの音楽を探し求めていました.
そこには妻や友人たちからの強い愛や友情があり,
自らも十分に愛し,ゆるがない信念を持ち続けた人生だったようです.
自らの信念を楽団に表し,家族や友人に包まれた生涯は,とても理想的な姿だと思います.
自ら思い描いてプロデュースした楽団は,徐々にその素晴らしさを示し,
その礎を築いていきます.
夢半ばで軍隊への入隊を志願したことは,時代の流れとしては当然だったのかもしれません.
志願して臨んだ軍人としての任務に,映画に表わされているような,
行進曲の際にセントルイスブルースを指揮できたとすれば,
彼の思い描いた音楽が人々の安寧や幸せを,現実として大きく与える機会を目の当たりにできたことでしょう!
生涯は短いものでしたが,きっと十分に充実していたことと思います.
彼が飛行機事故で死去されたことはとても残念でしたが,
彼の残した作品には,音楽に対する理想像や音楽の持つさまざまな要素が十二分に感じられ,
私たちに勇気あるいは安らぎを与えてくれます.
今なお彼の意思をつないで楽団が存続していることがとても嬉しく思います.
映画の最後は涙が止まらない感動の場面ですが,
遺されたものたちの前向きな姿勢に,とてもあたたかい気持ちをいただくことができました.
そこで彼のように自ら選んだ道を愛してみたいと思います.
自分の選んだ道を信じ,その中にある自分の信念を確かなものにすること,
自分の愛することや信ずる心を持ち続けたいと思います.
漠然としてはいますが,新しい年のこの状況において,
何か動き出すいきおいや確信をいただいた作品だと思います.
この一年間様々な自粛生活は,
一定のフィジカルディスタンスを保持して,
三つの蜜を回避することでありました.
このような生活スタイルはしばらく続くことでしょう.
この状況にあってもリアルに自ら考え,オンラインを活用して発信することは,十分に可能だと思います.
とても良い機会なので,十分にこのような形態を自分のものとしたいと思います.
まずは,今,オンラインで活動しているフルートアンサンブルの練習会🎶
いつの日かまた舞台に立ち,これはオンラインでも可能かも知れませんが,
オーディエンスとともに音楽を通してつながること,
交流できることを目指して,日々の練習にも力を注ぎたいと思います.
さあ明日からしっかりと練習に努めよう♫
皆さんもぜひ,新しい年の抱負を映画や本,音楽から思い描いてみませんか!