来たる年に向けて今まさにカウントダウンの時❣️
今年は静まり返った街中でさまざまな鐘が🔔響き渡る🎶かもしれません!
さて今年はオリンピック・パラリンピックイヤーでしたが,
ご存知の通り, 新型コロナの影響で来年に持ち越しとなりました.
とても残念でしたが,来年はさらに盛り上がることと思います.
本書は前回東京で開催された時の行進曲を作曲された古関裕而さんの自伝です.
今年は氏の功績を劇化した連続ドラマもありました.
古関氏は作詩のイメージから一気に曲が湧き上がってくるという,いわば天才肌の方です.
作曲総数は5000曲以上もあるそうです.素晴らしいですね!
5歳の時に,蓄音機から聞こえてきた西洋音楽,クラシックを好きになり,
なんと13歳から作曲をはじめ,63歳まで実に50年間を作曲家として生きた人生です.
彼は詩から曲想を得るタイプの作曲家のようです.
例えば,短歌や詩などから感動や心のさざ波を感じ取り,五線譜上に並べていくという作風です.
そして多くの作詞家とともに作曲をしていらっしゃいます.
この作詞家との協業が長きに渡る彼の作曲家人生を支えていたように見えます.
もちろん家族,妻や子ども,友人,両親の存在も彼の作曲にかけがえのないものを与えていたようです.
器楽曲は自身も所属されていたハーモニカのものがあるようで,
既存の楽曲をハーモニカ用に編曲したり,作曲してらっしゃいます..
(個人的にはフルートの曲もぜひ作曲していただけたらよかったと思いますが)
昭和39年の東京オリンピックの行進曲もきっと戦後の復興を願い,祈りを込めたものに違いありません.
音楽に込めた思いは,人々に感動を与え,行動を引き起こす要因につながるように思います.
そして多くの作曲をした古関さんの原動力は,言の葉から得られる共感と,音符から発せられるメッセージにあると思います.
ゆく年のカウントダウンが始まりました!
来たる年に思いっきりエールを送りたいと思います!
良い年になりますように🎶