HALLOWINは突然の出会い🎃「Treatment」もよろしくね♬

休日の秋晴れに誘われて散歩中
バギーに乗った小さな子どもたちに遭遇しました.
片手に🧛,もう一方には🍭🍬🍫を持って,
通りすがりのお友達に向かって,
『ワ―,キャー』と楽しそう(^^♪
はつらつとした子どもたちの様子に,

 大きなパワーをいただきました❣
感謝です,ありがとう!

 

Happy Hallowe’en Surrey!,The Stag - Issue 76,Wednesday 29th October 2014

 

Hallowinのことを知りたくて,調べていたら,

このような学生新聞を見つけました.
University Of Surrey の イングランド ギルフォードのStag Hillにある国公立大学
ヘッドラインには
「Do you abstain from eating meat on Halloween? Or is apple bobbing for you?」
ハロウィンでお肉を食べることをやめる? それとも自分のためにアップルボビングにする?? という意味でしょうか.

 

実は海外でも,ハロウィンはイベント化されて, 本来の行事からやや離れた様相があるようです.
新型コロナでの自粛生活も続き, メディアではこれまで以上に逸脱に懸念が挙がっているようです.

 

そもそもハロウィンは秋に始まる新年に向けた収穫を祝い死者を思う一連の西洋の年中行事の一つ.
起源はケルトの「All Hallows' Eve」(諸聖人の日”All Hallows' Day”の前夜).
わが国では「O-Bon」 やお彼岸として行っている年中行事と同じ起源のようです.
お盆やお彼岸は死を悼み,死者を思い出し過ごす行事.
ハロウィンも同様に殉教者・聖人・そしてすべての亡くなった死者を思いひと時を過ごす時.
ケルト人は,この時期にこの世に死者が戻ってくると考え, 大切に過ごす習慣があったようです.
愛するものが帰ってきたら嬉しいもの,

   でも死を招く怖い存在が現れたら・・・.
だからでしょうか.
教会に赴き,礼拝に参加し,自宅ではローソクを灯し, 過ごすようです.
かぼちゃをくりぬいたランタンは,自宅に飾る死者を受け入れる大切な目印なのだと思います.
その起源が「カブ」だったということは驚きですが,
収穫祭の時期に重なるこの行事は,

 その土地で収穫された多くの大切な作物への賛美のように感じられるものです.


実は,お肉を食べることは自粛していたようです.
(全く知らないことでしたが,
 そういえばお盆の時に食べ物は粗食を奨励されていたような・・・そんな気がします.)


これは死者へ収穫物を捧げていたことも由来していると思われます.

 

近年ではこの様な大切な伝統も海外でさえ,
 一部がこのことを忘れてしまっていると懸念されています.

このことがこの新聞の伝えたかったメッセージのようです.

 

一方で,ハロウィンには
 同時に死の力へ立ち向かうパワーを誘うさまざまな催しが行われて きたようです.

その一つが「Trick or Treat」のような
 夜の子どもたちの外出を寛容しているかのようなイベントとしてのハロウィン .

死者を思いながらその時を過している明りが灯った家に,子どもたちが思い思いの仮装をして,訪れる.

 笑顔で迎えられた子供たちは,

  キャンディや果物などもらいます.
 キャンディを与えた家の人々は,たぶん,自分の愛する者の分身の来訪に
 とても寛容に,優しく受け入れている行為なのだと思います.

 

わが国では,
 ハロウィンの仮装だけが有名になり過ぎて,
  「Trick」が多発する場面がみられますが「Treat」の記事は見当たりません.

 

今日であった小さな友達!
 コロナなので🍭はあげませんでしたが,
  思いっきり驚てしまった私のその様子を見て,
   さらに「キャーキャー」と喜んでいました.
    お互いによいひと時をともに過ごしたのかもしれません.

 

もうそろそろ
 HALLOWINをむかえる今日この頃.
  さまざまな作物の収穫や
   人や書や音楽との素敵な出会いに
    今まで以上に深く感謝します.Thanks a lot  !