Homage to Hercule Poirot💖Thanks Hannah ♪

モノグラム殺人事件・閉じられた棺,ソフィー・ハナ,クリスティ文庫,ハヤカワ.

 

久しぶりにご紹介いたします.

 今回は敬愛するクリスティへのオマージュも込めて

 

アガサ・クリスティと言えば,

 ポアロミス・マープルが灰色の脳細胞を駆使して,

  難事件を解決する不朽の推理小説を世に出した憧れの女性です.

20代前半に,

 たぶん我が国で発刊されている半分以上を

  次から次へと味わったように思います.

その蔵書は,すでに公立図書館に寄贈したのですが,

 いまだ,その熱は冷めることがありません.

読んだはずの作品を,

 つい知らず知らずに手にしてしまう,

  そのような毎日を日々送っています.

 

一時期,スー・グラフトンがアルファベットシリーズを世に放ってから,

 主人公キンジーに憧れて,

  パンを焼いて,

   キンジーのような素敵な誰かにおすそ分けすることを

    楽しみにしたりしておりました.

 

この作品たちも,

 私にとっては

  憧れのミス・マープル

   若い頃の姿となぞらえて,

    大いに楽しんでいました.

 

そして,

 ソフィー・ハナさん

  アガサと同じ,英国の作家で,

   遺族公認でポアロシリーズを再開してくれたのが,2014年.

    我が国で翻訳出版されたのがこの2冊の書籍,2016年,2017年.

 

すぐに買って読み,

 そして再び,この夏から味わいました.

 

アガサの作品の特徴は,

 豊かな情景描写と,

  緻密に練られているプロットのように感じています.

ソフィーの作品も,

 奥行きがあり,

  創造がより高く,

   縦横に張り巡らされています.

 

モノグラム殺人事件は

 ABC殺人事件を思い起こさせるものもありますが,

  その独創的な展開は,目を瞠るものがあります.

   そう言えば,ポアロが外で,一人で食事する風景を

     本書で初めて,堪能したように思います.

 

閉じられた棺は

 ひらいたトランプを感じさせるタイトル!

  でも全く異なるもの

   ソフィーの豊かな感性が研ぎすまされているようです.

    一緒に活躍するキャッチプール君は,相棒として良い味を出しています.

 

まだ書店では目にしていませんが,

 洋書では続編が,

  いくつか発表されているようです.

  

まだ翻訳が始まっていないのなら,

 先に読んで,紹介しちゃおうかな!

  ハードカバーの本だし,読み応えもありそう🎶

 

そして

 ソフィー・ハナさんは,

  ポアロだけでなく

   これまでさまざまな小説,

    ミステリーものもあるようなので,

     その本たちも,味わいたいと思います!

 

今日はこの辺で!Good Night🌃🕵🏻‍♂️