ねじれた家,アガサ・クリスティ,ハヤカワ文庫.
霜月なのに日中の暖かさは何とも不思議!
でも朝晩の風の冷たさは,
とても清々しい気分を与えてくれます.
空は澄み渡り,
こころの声がどこまでも
果てしなく届きそうです♬
そしてこの季節の楽しみの一つが,
スカーフをクルクルしながら,
ねじねじをつくること!
暖かさとともに,
何かわくわくを誘い出します.
我がねじねじは,
すぐ解れるので,
さまざまな形で,
いつも楽しんでいるのです♪
だから
ねじねじといえば,
形態を記憶していただくように,
そっと見守ることを常としています.
さて
ねじねじには
なかなか
自然に戻らぬものもあるようです.
英国を離れて,
お互いに外交官として出会い,
日々過ごすうちに自然と恋に落ちた二人💓
チャールズは母国で再会した暁には
永遠の愛を誓おうと提案するものの,
なぜか浮かない様子の恋人ソフィア.
外地から戻り
空港で目にした
ソフィアのおじいさまの死.
そして急いで再会をする二人.
語り合う中で
ソフィアのねじれた家族が
少しずつ紐解かれていきます.
帰宅したチャールズは
警部である父やその部下とともに,
ソフィアのいるねじれた家へ向かうことに.
母屋を含めて🏘
沢山の住空間が連なり
複雑な関係を感じさせる外観.
一代で財を築いたおじいさま
家族には経済的にも
関係性さえ支え続けた人生.
検死結果は毒殺.
その直接的要因は
目薬の入れられた注射器を
インスリンと誤って注入されたこと.
誰かが故意に?
なんのために?
再婚した若き妻か?
孫,ソフィアの弟妹たちの
気弱な家庭教師?
それとも子たち⁇
いったい誰が❓
そして
行方不明になっている遺言書!
遺言書の発見!
ソフィアの妹の暗殺未遂事件
ばあやの毒殺事件
事件の展開が加速して
一見仲睦まじい家族が
いっそうのねじねじ状況に❗️
そして悲しい結末😭
もしも
いつも空気のような家族の
お互いの想いが
そっと見え始めたら
こころの結び目🪢も
時間ともに雪解けたかも
見つめあっていたらわかる
それでも良いけれども
意外に難しいもの
語らず察する
うーーん
難しい😢
やっぱり家族こそ
対話が大事なんですね
結末を知って
考える余韻までを
たっぷりいただきました.
これからの季節にぴったりの
ねじねじスカーフ🧣で♬
家族の愛と暖かさを再確認!
数年前に映画化🎞🎦されたようです!
よろしければ
どちらでも
ぜひお楽しみを♪