不思議の国アリス,ルイス・キャロル,角川文庫.
世の中の流行とは違って,想定外の腰痛に見舞われて大人しく過ごした週末、不朽の名作、不思議の国のアリスと鏡の国のアリスを読みました!
作者のルイスキャロルは数学教師ですが,元々よく文章を書かれる方のようで,アリスの3姉妹との出会いが本格的な作家を目指すきっかけとなったようです.
私も子どものころに確か読んだ⁉︎眺めた,そうだ!絵本として挿絵を楽しんだ記憶があります❣️動物やお花が出てくる,とても楽しげな本だったように思います.でもその一方で詩がいっぱい出てくるものでちょっと読みにくい印象を持っていました!だからあまり内容を覚えていなかったようですm(_ _)m
本書は昨年秋に美術館で不思議の国アリス展に行った時に,この懐かしい挿絵の雰囲気に誘われて買ったものです.
久々に読んだ感想は「実におもしろい🤣」と言うものです!
内容はご存知の方が多いと思いますので,ここでは少し異なる面を話題にしたいと思います.
まず構成です.
それぞれ12章からなっているのは1ダースからか1年の12ヶ月かはわかりませんが,何か意味があるかもしれません.この細かい文脈が何か計算されたもののように見えます♪
数学者だけに何か意味があるように捉えるとその秘密について,答えを探す新たな楽しさが湧いてきました❗️でも見つかっていません😭
もしご存知の方がいらっしゃいましたら,ぜひ教えてくださいね!
それから,
この本にはたっぷりの言葉遊びが出てきます♪ この言葉遊びはマザーグースのように詩でありながら歌のようにリズムや韻を踏んでいてたっぷり楽しませてくれるものです.
読んでいるうちに自分で音程をつけて歌いたくなりました♪🎶♬🎶♬♪〜❣️
きっと子どものころには,この巧みな言葉遊びは私には馴染みがなく,ちんぷんかんぷんだったのだと思います.今ならこの言葉遊びがとても楽しく感じられるようです.
ルイスはとても文芸やおしゃべりが大好きな方だったのかなと思います.歌や楽器も得意だったのかなと想像しています♪
そしてこの本を翻訳された河合祥一郎さんは韻を合わせながら,言葉を選んだのかと想像すると実に脱帽です♪ もし手に入ったら,原作を原文でぜひ読んで見たくなりました!
さてこの2つの書はトランプとチェスと言うゲームが題材になっています.
もし日本やアジアの方が作家さんならきっと花札や将棋や囲碁を選んだかもしれませんね🎶
そう考えるとますます想像力がかき立てられて,その寓話にさらにおなかを抱えて笑い出しそうな楽しい気分になってきました♪
そう言えば笑顔とともに,童心にかえって腰も少し楽になってきたようです!
ありがとう😊ルイスキャロル(^o^)/🎶