ゲームの音楽名ではありません♪

#愛の旋律

ゲームの音楽名ではありません.

これもアガサクリスティーの小説です.

この作品は子供の頃からピアノの音を4本足の「獣」に感じて毛嫌いしていた主人公と彼を取り巻く幼馴染や仲間との愛や友情の物語です.

主人公はある日聴いたオーケストラの演奏で音楽の素晴らしさから作曲家を目指しますが、私生活や仕事そして自身が持つ信条や価値観の中で悩み苦しみを感じてしまいます.そして喜び、悲しみ、怒りが彷彿される国と国の争いごとに巻き込まれ、予測のできない様々な出来事に翻弄されてしまいます.クライマックスはタイタニック号の悲劇を連想させるものがあります.愛とは不思議な心の動きのようです.人生の一度きりの与えられた時間の中で激動の展開部と自由で壮大なカデンツアが待ち受けていることを予感させる大河ドラマのような作品です.2020年の幕開けをとても強く心待ちしてしまう作品です♪年末年始にどうぞ(^o^)/